「小4から就職せずにフリーランス」就職する気がフリーライターに…

みなさんこんにちは! 神崎なつめです。

就職せずにフリーランスを選択するって勇気がいることですよね。神崎も、周りからすごく驚かれました。

「えー会社を知っておいた方がいいんじゃないの?」「不安定な仕事だし……」

とにかくいろんな意見をもらいましたね。

OB交流会のような場でフリーランスの方にお会いしたときも、「フリーランスは甘くないわよ。自分で仕事を得なきゃいけないし、継続も難しいわ」と言われました。

「え、小4からインターネットビジネスに参入して、フリーランスがどういうものか分かってるんですけれど、一度会社に属しておかないとまずいですか?」

っていうのが神崎の反応。本気で、何がいけないのかわからなかった。

結局、その人とお話をしているうちに「フリーランスとしてお会いしましょう」って盛り上がってしまったので、うん、やっぱり一度会社に属する必要なんてないんじゃないですかね。十分に理解していれば。

しかしなぜ、神崎は頑なにフリーランスの道を選んだのでしょうか。正直、コスパだとか色々な諸条件はあるのですが、それはまた今度ということにして、今日は会社へ感じた違和感をお話ししたいと思います。

正直、最初は普通に就職する気だったのですが、あ…これは自分に向いてないな…と思い、就職する選択を捨てた感じです。



働くことへの違和感

神崎は、貧困家庭に生まれたので、とにかく就活で失敗しないことに全力でした

自分の働きたいと思うところ、自分に適した職場で働きたい。給料は高くなくていいから、自分が問題だと感じている現状に取り組む企業や、自分の能力を活かせる場で働きたい。

そう考えた私は大学に入ったその年の春から、就職活動を意識し始め、プロジェクトやインターンに4月から参加し始めました。

現在は働きたいと思えば、就職先には困りません。しかし、人気企業の倍率は非常に高く、働きたいところで働けない時代だと考えていたため、すぐに就職活動をしたり、就職活動でアピールできる実績を積もうという考えがありました。

だから、実は神崎はアルバイト時給より効率よく稼げる在宅ライターの仕事の他にも、数多くのアルバイトを経験しています。

業界研究ができればいいと思ったので、営業、接客、巫女、工場……とにかくなんでも経験してみましたね。

そこで、店員と客の間にある圧倒的地位の差や、理不尽に対しても笑顔で対応しなければならないことを学び、働くことに対して違和感を覚えました。

また、有給消化ができなかったり、罰金制度が存在したり、明らかな労働基準法違反が多く存在していることも、驚きでした。

今までネットビジネスでお金を稼いでいたものの、会社という組織でも平気で法律違反している日本の現状は、社会に出なければ知り得ないことでした。

神崎はいわゆるホワイト企業も経験しました。店舗のみならず、本部レベルでの改善も神崎は図る実績を作ったため、評価システムに則ってどんどん昇級していきましたね。

しかし、いつしかそれが当たり前であるような態度を取られ、入試で勤務時間が減っただけで、元の基本給に戻りました。「学業優先が会社のポリシー」といわれていたため、非常に驚きましたね。

さらに、仕事の関係で人から聞いた話ですが、携帯会社に勤めていた人は、2年後に別の携帯会社に勤めることで高い月収を得ていたようです。

というのも、携帯は2年縛りがありましたから、顧客リストを持って「そろそろ契約の切れるころではありませんか?」と家庭に押しかけ、「なんでわかるの?」「そんなよろしくない契約方法を見ればわかりますよ。」といった具合に話を進めて携帯会社を変えさせていたのだそうです。

こうした話も相まって、ますます働くことへの違和感を募らせて行きましたね。社会って闇が深い……。

企業への違和感

インターンシップでも、アルバイトで感じたような違和感を募らせていきました。

また、企業の人事の方と話している時も、「誰かがうちの会社の抱えている問題を解決してくれないだろうか」と言いつつも、全く従業員に目を向けていない現状は、神崎の目には異様な光景に移りました。

従業員の提案に対し、リスク回避が先行して保守的な行動をとっていたりと、会社の運用の仕方自体に課題があるように感じることも多くありましたね。

就活面接そのものにも違和感を感じていました。

学校や就職してからは、「集団生活を重んじよ」といって個性を出すことを望まないにも関わらず、就職面接では個性を期待しています。

では、集団社会に入ってからは協調性が必要であるために、個性を出すことは難しいものの、心の内に個性を持っていることを望み、就職面接ではそれが見たいのかと思いきや、皆んな揃ってリクルートスーツで来ることを強要しています。

あまりに一貫性がないように感じました。

さらに、グループディスカッションやグループワークも多く経験を重ねてきましたが、表では協調性をみるといいつつも、どの学生も自分を良く見せようと思っていたり、思ってもいない言葉を並べたりと、就職で勝つことしか考えていません。

採用担当もそうして目立つ学生を採用して行きます。

採用担当にもよるかもしれませんが、学生の才能というよりもインパクトがあり、なおかつ就職活動に求められるテンプレートを実行できる学生が、採用されていくのです。

果たして、グループディスカッションやグループワークという方法で、学生を見る必要があるのでしょうか。

こういう場にいると、人間の醜さが垣間見えるようで、辟易することも多くありました。

内心では人を蹴落とそうとしつつ、外面では笑顔を貼り付けて、にこにこと微笑んでいる様は、不気味で仕方ありませんでした。

会社に将来性を感じない

神崎は、教育実習でも同様の違和感を覚えました。たとえ間違ったことを教員が言っていようが、それが上の立場なら「おっしゃる通りです!」と言って、誰も止めやしない

職員室では生徒をバカにしたような声や、教員同士での生徒の悪口なども聞こえました。

次第に、会社のあり方や日本における就職活動に不信感や疑問を募らせていく私は、本当に会社に勤め、会社に従事する必要があるのかと考えていくようになります。

言っていることがあまりにも表面的であるから、合同説明会などで述べている将来の展望や、社会問題に対する取り組みなどが、本当に実行されるのだろうかと疑問に思ってしまいます。

新しいことをしようと考えても、古い制度や考えに縛られ、実行できないでいる様もよく見てきました。

時代というのは変化するものであり、従来のやり方がうまくいくとは限りません。

特に会社の規模が大きくなれば、リスクのある行動が取りづらくなるのもわかりますが、リスク承知で挑戦していかなければ、発見も学びもありません。

挑戦して、ダメなら次をやって見るくらいの姿勢でないと、目まぐるしく変化していく時代に生きていくことはできないのではないでしょうか。

そういった意味でも、私は多くの会社に将来性を感じることができませんでした。



なら、自分の道を作ろう

もともと人に指示されるよりも、自分で考え、自分の行動に責任を持って働きたい私は、それならば自分が理想とする会社を作ってしまえば良いのではないかと思うようになりました。

だから、私はフリーランスとして、自分の働き方を自分自身で決めます。自分の行動は自分で責任を持ちます。

必要に応じて会社を立ち上げ、自分の考えで社会問題に対して取り組みを行ったり、自分の望む未来のために働きたいと考えます。

私は自分自身の信念を貫くために、自分自身の望む働き方をするために、変えたいと思う社会を変えていく力をつけるために、フリーランスになりました。

そして、社会がより良くなるよう、社会に寄与するために、生涯学び続け、考え続け、それを行動に起こすことができる人間になりたいです。ブログも、そうした考えに基づいて作られています。

「就職する」という受け身な働き方ではなく、自分自身で自分の生き方を決め、自分が生き生きと行きていける道を歩んでいきたい。

「仕事」というのは、「人に仕える事」と書くように、多くの人間が充実した生活を送れるように、自分の価値を用いて、社会に貢献していく事だと考えています。

情報化社会となった今、選択肢はたくさんあります。インターネットが普及して、今まで以上に世界と繋がることができるようになりました。

そんな時代に、ありきたりな道へ考えなしに進んで、自分で選択肢を狭めてしまうのでは勿体無いと思います。

自分自身にとって、適した行動選択ができると良いですよね。

こういう考え一つ一つが、私をフリーランスにしたのだと思います。

まとめ

社会に向いていないと思いなから、精神をすり減らして働く社会人。合わずに転職を繰り返す社会人。

自分が企業で働くことに違和感を覚えたなら、それ以外の働き方を模索するのも一つの方法かもしれません。

今は働き方が多様化しているので、「企業へ就職する」ことに囚われる必要はないと思います。

最初の話に戻りますが「企業に一度属したほうがいい」という意見は、経営者になるなら、おっしゃる通りかもしれません。

会社の流れを見ておいたほうが良いように思います。

ただし、フリーランスは自分の適性を十分に理解し、自分に厳しくスケジュール通りに遂行できるのであれば、会社へ属する必要性を今の所感じていません。

結局、「自分が何に向いているのか」考える業界研究がさらに広がり、働き方も選択していく必要が出たに過ぎないと思っています。



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