フリーライターとして活動するなら…気をつけたい取引先の特徴

神崎なつめ

みなさんこんにちは! 神崎なつめです。

フリーライターとして、自分の仕事スタイルが確立してきていますが、自分に寄り合う会社と……ということで、多くの会社から仕事を頂いたり、あるいは、ありがたいことに相談が来る日々を送っております。

取引先もいろんな人がいますね。あくまで神崎の経験ですが、「こんな人には気をつけろ」という取引先の特徴をご紹介したいと思います。

【1】契約書がない

委託業務なので、契約書って必ずあるものだと思いますよね。実は、契約書が存在しない会社もありました。しかも、割と名の知れた会社……。

会社が、というより、それを担当している個人の問題っぽいので、会社を悪くは言いませんけれどね。基本的に問題がある場合は、その人自身が問題であるケースが大半です。

まあ、こういうところでは働かないほうがいいと思いますよ。給料の未払いなどがあっても、契約書がないと弱いですからね。何かのトラブルに巻き込まれた時も、面倒なことになると思います。

しかし、条件がいいし……まだあまり仕事が取れないし……と悩む人もいるでしょう。

そんな時は、自分が契約書を作成して、同意してもらうよう促してください。フリーライターの契約書は、だいたい書かれている内容は同じようなものなので、自分が契約している会社の契約書を参考にしながら作っても良いと思います。

【2】返信が遅い

フリーライターは仕事の指示がないと動けないので、返信が遅いのは致命的ですよね。ライターがそれで生計を立てていることを考えているのかと思ってしまいます。

神崎は「まあ、ついでの仕事だし……」くらいに考えて数ヶ月やってきましたが、ひどいと2週間くらい返事がこない。そして、私が角が立たないように催促する次第。

すると、だいたい、すぐに返事がくるんですよね……。忙しいのを理由にあれこれと言ってくる人が割と多い印象です。

最初は「収入がちょっとでも増えるならまあいっか」なんて思っていましたが、こういう人はその他もいい加減な印象です。

あまりここで深く話しませんが、結構重要な場面で色々と間違えを起こされました。

ストレスにしかならないのではないかと思います。もっとライターのことを考えた契約先を探しましょう。

【3】横柄な態度をとる

上から目線な態度をとる編集さんっていますよね。酷いと暴言を吐く人も……。正直、そういう人が担当についたら、ストレスだし辞めることを考えていいと思います。

今まで色々なところから仕事をもらってきて、基本的にきっちりとした体制を整えているところは、すごく下手に出る編集さんとか、親しみを持って接してくれる編集さんが多いと感じています。

フリーライターって、簡単に契約を切ったり、他の仕事を探したりすることができてしまうから、下手に出てライターの機嫌を損ねないようにしないと、やめてしまう人が多いんじゃないかなと思います。

先輩ライターさんもこれで1社契約を切りましたけれど、今まで偉そうに上から目線で話していたのに、かなり慌てられたみたいですね。

個人的な感想ですけれど、横柄な態度をとる編集が運用しているメディアって、良いライターさんがすぐに抜けてしまうし、「こんなのが面白いの?」と思ってしまうような、ネットで探してきたかのような記事が多いです。

もし、ライターになったばかりで実績が……と不安があるなら、実績を積みつつ、常に新しい仕事を探していても良いんじゃないかと思います。

横柄な態度をとる人ほど、編集がなおせるような内容でも、無駄に記事の修正依頼を出してきたり、そもそも指示がわかりにくいような依頼をしてきたりすることが多い印象です。

【4】所定の資料に目を通した様子がない

フリーライターとしてではなく、他のビジネスの場面でもとても多いんですけれどね……。

経歴だとか、サンプル記事だとか、色々と送らせてくるわりに、「それに本当に目を通したの?」と思うような質問をしてくる人がいます。

こういう人ってなんども同じことを聞いてくるし、率直に言って、仕事ができない人が多いですね。

こちらに迷惑がかかることもしばしばあるので、関わらないほうがいいんじゃないかと思います。

自分が指定してライターに手間をかけさせたというのに、失礼ですよね。

【5】都合が悪いと返事がこない

神崎は、今までノリノリで仕事の契約に関して話をしてきたのに、急にパッタリと返信がこなくなることが割とあります。

だいたい、原稿料はいくら欲しいかって聞かれた時なんですけれどね……。「今、これくらいの原稿料をもらっているので、これから大きく外れなければ幸いです」なんていうと、パッタリと返信が止まってしまいます。

メディアによっては、採用の可否を決めるのに2ヶ月くらい要することもあるので、そういった想定も必要ですが……。

何かをきっかけに急に返信がこなくなって、「やりたいメディアだったから」と、自分の実績を積んでから再度応募するのは、悲しい結果を生むんじゃないかと思います。

個人的には、「見込みのある人にだけ連絡いたします」も、お悔やみメールのコピペならそんなに手間じゃないだろう……と考えてしまい、あまり好きになれないのですが。

メディアによってはものすごい件数がくるので、これに関しては仕方ないと思いますね。今回は、あくまで、話の最中に連絡が途絶える人に対して言っています。

まとめ

ある程度ライター経験を重ねると分かるようなものも多いと思いますが、初めの頃って「これくらいで契約を切っちゃっていいのかな……」「社会人だし仕方ないよね」と思ってしまいがちですよね。

変な話、自己責任ではありますが、1社にしがみつくほどフリーライターの仕事ってないわけではないので、ストレスを感じるところからは、離れて行っていいと思います。

ストレスを溜めていると、それだけ精神的に悩まされる時間が増えるので、仕事に集中ができなかったりして、結局、収入が落ちたりすると思いますよ。

不安なら、納品する記事数を減らしてもらい、最低限の関係性を維持するのも方法かもしれませんね。

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