【考察】売れるラインスタンプを作るには…工夫すべきところ7つ

売れるLINEスタンプ

みなさんこんにちは! 神崎なつめです。

先日は『LINE』スタンプの作り方を紹介しました。思ったより反応があって嬉しいです。

自分用に好きなデザインを作りたい人もいれば、ビジネス目的で作りたい人もいるみたいですね。

余談ですが、「どうしても作りたいもののイメージはあるけれど、絵が下手で……」という人は、1万円ぐらいから作ってくれる業者があるようなので、そこに頼むといいかと思います! 

企業さんとかは、そういうのを活用するのも選択肢ですね。

さて、本題ですが、ビジネス目的で『LINE』スタンプを作るなら、相当の数があるので、それらに勝つスタンプを作らなければなりません。

そこで、今回は、神崎が高校のときから追ってきたのを生かして「売れるスタンプの特徴」を考察したいと思います。



LINEスタンプって、どこの国の人が買うの? 

やはり、『LINE』スタンプを売るなら、買い手が多いところを狙った方がいいですよね。

神崎が知る限り、西洋圏ではあまり『LINE』が知られていません。神崎の知人たちは、『Facebook』での連絡が主流ですね。

中国でも「繋がらない」という情報をいただいています。

『LINE』は韓国の会社だから、韓国が多いのかと思いきや……うーん、神崎の売上データを見る限りでは、そんなこともないですね。

もしかしたら、韓国のクリエイターさんが多くて、自言語のものを使っているのかもしれませんが。

やはり、よく売れるのは、英語のスタンプにした場合であっても『日本』です。

それ以外は、『インドネシア』や『台湾』でよく買われているみたいですね。

ターゲットは、日本にするか、アジア圏にするのが良さそうです。

日本語と英語、どちらで売る? 

日本人のツボをついた作品を書くなら、当然日本語のスタンプを売った方がいいと思います。

例えば「敬語」とか、スタンプを使っていて困ったところを活用するのが良さそうですね。

でも、日本人のクリエイターはあまりに数が多すぎて埋もれてしまうので、SNSマーケティングができる人や、そこそこブログで集客できる人でないと厳しい印象です。

手段がなくても、何もしないよりはいいですけれどね。神崎は鍵にしていないリア垢で固定にしていたら、全くの他人、5人くらいが「買いました」とコメントをしてくれたので……。

ただ、広く広告する手段がない人は、個人的には英語で売るのが良いと思います。

そうすると、英語をオシャレだと思っている日本人だけでなく、外国人が買ってくれますからね。

特に、日本のデザインはアジア圏で人気があったりするので、それだけで割と良い勝負ができる印象にあります。

ただ、英語で売る場合に、注意するべきことがあります。それが以下の3つです。

①英語の紹介文も書くこと
②スタンプの文は誰でもわかる短いものにすること
③海外圏でも伝わるネタを取り入れること

これに気をつけると、英語を母語としない人でも買いやすいですし、内輪ネタで嫌煙されることもなくなります。

神崎の場合は、楽器の略称を使って、英文を作りました。

ちなみに、「英語の文法間違えて世に出たら怖い……」っていう人もいますよね。安心してください。

どの程度の精度がこちらで把握はしていませんが、どうやら審査で戻されるようです(笑)

頑張ってください! 「Tri it out!」

スタンプに大事なのはわかりやすさ

極論ですが、外国人が謎の漢字Tシャツを着ていたり、私たちがヤバ英文Tシャツを着ていたりすることがあるように、文字がわからなくてもカッコよければ良い場合があります。

だから、文字がわからない人も買う前提でスタンプは作りたいですね。

例えば、キャラクターにわかりやすいように喜怒哀楽をつけてもいいし、どの国でも通用するような記号を選んで使ってもいいですよね。

神崎のキャラクターは、とてもデフォルメされているので、感情表現が難しかったりします。眉とかないしね。

ということで、こんな風に、だいぶ記号に頼りましたよ。

セリフも良く練らないと無駄スタンプに……

セリフを考えるにあたっては、本当に使うかどうかも良く考える必要があります。

例えば、私のスタンプは吹奏楽部をターゲットにしています。

「Try it out!」なら、先輩が後輩に向けて応援したり、大会の場面でも使えますよね。

「I catch a cold」も、「欠席します」とは直接言いにくいので、「風邪をひいた」ということで、休みを伝えやすくしています。

それだけでなく「欠席します」よりも、日常会話で使いやすく、汎用性が高いので、無駄スタンプになりにくい工夫を図っています。

これが例えば、「会社から向かっています」だとどうでしょうか。

これだと、スタンプを使う人が会社にいて、そこから家や友人、恋人の元へ向かうようなシチュエーションでしか使えませんね。

そういった人をターゲットにするなら良いのですが、他のスタンプが社会人に特化していないと、社会人以外の人も購入するでしょうから、かなり限定した使われ方になってしまいます。

逆に「了解」「ありがとう」「うんうん」といった相槌などは、多くの場面で使えますね。

このように、ターゲットを全く絞らないで、大衆に使ってもらうのも戦略ですし、「あい(名前)」などの固有名詞を用いるなど、かなりターゲットを絞ることで「自分のためのスタンプ」だと思わせ、購入意欲を高める方法も戦略の一つと言えます。

自分が誰に向けて売りたいのか、何のために売りたいのか、どういう場面で使って欲しいのか。

これまでLINEスタンプを作ってきた人は、何となく数を揃えるのではなく、実に計算して作っていたのです。

女子の「かわいい」を分析しよう

男性も『LINE』スタンプを使いますが、やはりどうしても「無駄なお金」に分類してしまいがち。

女子の方が『LINE』スタンプにお金をかけています。

だから、女子をターゲットにしてスタンプを作る方が、売れやすそうですね。

女子は「かわいい」「シュール」「キモい」と言ったものが大好きなので、それの構成要素を分析すると良いでしょう。

今回は、神崎が分かっている限りで、「かわいい」の構成要素を考察してみると、「白い」「パステル」「丸い」「小さい」「ふわふわ」などがあります。

この辺は、デザイン系の人は得意そうですね。残念ながら、神崎はデザインの人ではないので、あくまで参考程度に……。

実は、「男性も気になる女性が好きなスタンプを使って気を引こうとする」人が多いと言われているので、「かわいい」狙いは、案外、男性客を手に入れる手段にもなると考えられます。

特に製作者が男性なら、「男性から見た女性が好きそうなもの」を見事に再現できそうですよね。

個性を生かそう

やはり、売れるには光るものがないといけないと思います。

神崎もお遊び程度にしか作っていないので、偉そうなことは言えないのですが……。

「個性を生かした作品」を生み出すことが、売上につながると思います。

同じようなスタンプだと、どうしても、視界に入っても流してしまいがちなので、目を惹く何かがあると良いですね。

神崎は、友人たちにも「おい……なんだそれは」「お前の思考が読めん!」と言われるくらいには、個性押し付けの作品を作ってみましたよ。

これも高校の作品ですが、気に入ったら購入していただけると喜びます。

精神を疑った人、大丈夫です。これが神崎です。

売ったスタンプを分析しよう

『LINE』スタンプを副業のツールとして使うなら、当然たくさんのスタンプを作り出すことになると思います。

その場合に、フィードバックが非常に大事になります。

『LINE』スタンプを登録する『クリエイターズマーケット』で、その日売れた個数や、購入した人の所属する国、どの程度のスタンプを使っているか……といったレポートを見ることができます。

自分のデザインはどの国で売れやすいのか、継続して使ってもらえているのか……が、売れるスタンプを作る鍵になると思います。

やはり、スタンプがたくさん使われた日や翌日は、スタンプが売れやすくなっているので、使用してもらうことはダイレクトに宣伝効果につながりますよ。

まとめ

いかがでしたか? 

正直、『LINE』スタンプは数が膨大なので、それをビジネスにしようと思ったら、厳しい競争の中を勝たなければなりません。

勝ち抜くには分析と宣伝が大切になると思うので、がんばってくださいね。



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