スリランカの連続爆破事件…イスラム教徒はなぜ争いを起こすのか

スリランカ連続爆破事件

みなさんこんにちは! 神崎なつめです。

スリランカで21日に発生した連続爆発事件は、イスラム過激派組織の犯行だと主張されたことがニュースで言われていますね。

なぜイスラムはこうした争いを起こしてしまうのでしょうか

神崎がたまたま2年前に聞いた講演を元に紹介します。

イスラム教の方と話す機会があったので、念のため当事者にも記事内容は確認していただいています。



イスラムの専門家が話すイスラム教の姿

イスラム教徒の数は、人口の4分の1を占めていると言われています。

これほど、多くの人が信じる理由として、子どもを持つことに対して、非常に積極的な考えがある宗教観が挙げられると言われています。

イスラムでは、子どもができるか否かについては、神が決めることであり、子どもの有無は他者が触れてはならないのです。

また、双子が生まれた場合には、ねぎらいの言葉ではなく、「神の恵み」として祭り騒ぎになることもしばしばあります。

子どもだけでなく、家族を大切にするので、仕事が終わったら寄り道しない習慣があり、家の夕飯も作る料理によって男女の分担が決まります。

例えば、煮物類なら女性。焼き物類なら男性という感じですね。

なお、買い物は大荷物で女性にとっては負担が多いため、男性が多く買い物に出ます。(男女差別の観点から、女性も買い物に来るようになってはいますが)

弱者を守るゆえの暴動

イスラムは、ストレスを遮断する傾向にあり、遅刻しても「神の導きだから」という感じで楽観的です。

しかし、彼らの信念として、弱者を助けることは絶対であり、それは譲れません。

だから、子どもの命を奪われたり、虐げられることに対して、かなり怒りを覚えます。

その結果、今のような暴動が起こっているのです。

イスラムは、子どもや家族を大切にし、弱者を守ろうとするといった、本来暴力性のない性質の宗教ですが、社会によって与えらえた怒りが、今のイスラムを生み出してしまっているのです。

まとめ

イスラム教が暴力的な宗教なのではなく、社会のありようが今のイスラムを生み出してしまったことがお分かりいただけたと思います。

今回、神崎は、完全に専門家から聞いた話のみで構成しました。

2年前にも関わらず、こういった内容が書けるのは、以前お話しした通り、得た知識を全てノートにしているからですね。

たまたまイスラムの話題が出たので、ノートの存在を思い出して引っ張り出した感じです。

このように、思いがけず記事になることもあるので、ぜひ知識を言語化して蓄積してみてください。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です