ヒットする恋愛記事のネタだし方法9つを紹介

恋愛記事の書き方

みなさんこんにちは! 神崎なつめです。

大体のライターさんは専門分野を絞って、大体はその分野だけ記事を書く人が多いようなのですが……。神崎は今のところ、契約先に合わせて、さまざまな分野で活動しています。

今やっているところだと、恋愛・美容・健康・教育・ライフスタイル・人生・古物・国家資格って感じですかね。

ツイッターでよく紹介している『fumumu』さんでは、恋愛をベースに、新卒や大学生にありがちなライフスタイルも記事にしています。

そこで昨日、恋愛記事を読んでみたいと知人に言われ、私の『Twitter』アカウントを紹介したのですが……。言われて、週間ランキング5のうち、4つの記事が私の作品であることを知りました。

嬉しいですね。ということで、今回はネタ出しのヒントになれば良いと思い、私が考える、ヒットする恋愛記事のテーマ設定をする方法を紹介します。



【1】他の恋愛記事を読む

一番手っ取り早い方法ですね。

人気のある作品の傾向を分析すると、今、世の中の人がどんな記事を読みたがっているのかが分かります。

私は、20代と30代の恋愛記事のWEBメディアでお仕事をいただいていますが、年代によっても知りたいことは変わってきますね。

20代は男性の本音や浮気、ライトなえっちに興味があるけれど、30代になると結婚条件やお給料事情、不倫やセカンド彼女なんていう、もっと大人な悩みを抱えている印象があります。

また、記事を読むと「この角度から自分は書きたいな」っていう、ネタ出しの着眼点を得るきっかけになりますよね。

場合によっては、「いや……これってうまくいっているカップルだからできるんでしょう……」なんていうツッコミを入れたくなったりも。

そんなときは、じゃあ、「こんなうまくいっているカップル」になるまでに、みんなはどんな悩みを抱えているのだろう、どこを解決すればいいのだろう……と考えると、これも記事のネタになります。

大体、恋愛で抱える悩みは共通していることが多いので、この記事で感じた疑問というのは非常に大切になります。

【この発想で書いた記事例】
お金持ち男子はどこにいる? 簡単に出会えた3つのパターン
(高収入男子が好きになる女子の特徴って……いや、そもそも出会い方がわからなきゃ意味がないでしょう、というツッコミから生まれました)
会えなくても大丈夫! 彼氏が構ってくれなくて寂しいときの対処法3選
(彼氏に寂しいっていっちゃいけないって……ならその気持ちをどう女子はごまかしたらいいの、というツッコミから生まれました)

【2】恋愛がうまくいっていない人の話を聞く

神崎はなぜか男友達からも、女友達からも恋愛相談を受けやすい体質にあります。

そこで、時間をとって彼らの悩みを聞いたり、グチに付き合うことも……。

お話を聞いたときは、「どうすれば彼らの悩みが解決するのだろう」と考えて、アドバイスを自分なりにするようにしていますね。

それがそのまま、記事のネタになることも。

パターンとしては、解決方法を記事にするケースと、今後同じ恋愛をしないように注意するケースとあります。

そのときに答えが出ない場合には、うまくいっているカップルに、どんな工夫をしているか、どんな風に乗り越えたか聞き取り調査を行うことにしていますよ。

それが記事として出来上がることもありますね。

【この発想で書いた記事例】
浮気の証拠が発見できる? 不安になったらチェックしたい3つのポイント
(今後同じ恋愛をしないように注意するケース)
同棲の部屋にワンルームを選んではいけない? カップルの末路
(お悩み解決)

【3】困った体験

やはり、恋愛記事を調べる人って、そのとき何かに困っていて、解決を図りたい方が多いと思うので、困った体験も大切にしています。

これは、私自身の体験や友人の会話がネタのきっかけになることが多いですね。

友人から情報を得る場合には、「ああ、なるほど!」と感じたり、「確かにそれは盲点だ」と思ったりしたものを特に大切にしています。

自分自身が最初に話を聞いたときの印象って、やはり記事を読む読者に共通することが多いですね。

【この発想で書いた記事例】
同棲するなら双方の親に報告すべき? 言われて困った…3つの反応
同棲経験者が住む街選びで後悔…リアルなエピソードに驚き

【4】イラっとした話

これは編集部の人にもよく言われています。

人は「イラっとする」とか、プラスかマイナスかがはっきりした記事の方が手に取りやすいみたいですね。

そこで、私自身が日常で感じたことや、友人から聞いたこと、過去に恋人から言われた不満などを記事に取り入れるようにしています。

記事の締めでは、この「イラっ」とした気持ちをどう解消するか、どうすれば今後イライラしなくて済むか提示する工夫を図るようにしています。

そうすることで、「わかるー」という共感を得るだけでなく、記事を読んだことで行動の選択が広がりますからね。

【この発想で書いた記事例】
「家賃払うのは俺」同棲中に最悪だった彼の言動4選
彼氏ができた報告を友人にしてめちゃくちゃ後悔…最悪な体験談

【5】異性の本音

彼(彼女)だから言いにくいこと、男子(女子)だから仕方ないことってありますよね。そういうものって、なかなか口にできないからこそ、異性は知りたいと思っています。

「本当は嫌なんじゃないかな……無理させて嫌われないかな……」っていう不満が付きまとっても、彼(彼女)の本音を聞くのって、なかなか勇気がいることですよね。

「こういう男子(女子)って、異性は嫌いかな?」なんていう悩みも、自分がこういう人間だと知られた上で、ショックな結果を聞くのが怖くて、人に聞きにくいようです。

そこで困ると、まずは記事で解決を図ろうとする人も多いです。

だから、自分自身や周りの人、一般的に知りたいと思っているであろうことを男性に調査するようにしています。

相手には、「こういうことを本気で知りたくて悩んでいる女子がいる」ということを伝えると、一生懸命に考えて本音を教えてくれます。これはやはり、信頼できる人でないと頼めないですね。

場合によっては「実は言いにくいんだけどさ」というように、彼氏にぶっちゃけられた経験がそのままネタとして使われることもあります。

また、逆の発想で、こういうのが好きだけれど「恥ずかしくて言えない」という本音を聞き出すこともします。

恥ずかしいからこそ、相手に伝えられていない情報なので、これも異性にとっては知りたいことなんですよね。

【この発想で書いた記事例】
「腕枕」する側はどう思ってる? 男子の本音を聞いてみた
「俺の彼女が超カワイイ」と思った瞬間を男子に聞いてみた

【6】同性の本音

同性の本音も結構ネタのきっかけになりやすいです。

「正直、こういうときの男性って何を考えてるかわからないよね」

「こういうの、男子は良いって思っているけれど、女子的には嫌だよね」

と言われたら、その疑問を解決する記事を書けば良いからです。

同性の本音的部分もまた、異性に伝えにくい内容が多いので、まずは記事で解決を図ろうとする傾向にありますね。

女子の場合には、「あるある!私だけが思っているわけじゃなかったんだ!」と共感をして安心感を得るために、記事を読むこともありそうです。

【この発想で書いた記事例】
お疲れ気味の彼氏が本当に求めている理想の「癒やし」とは?
(「癒やし」が漠然としているので、もっと詳しく聞いてみました)
彼氏のヒゲが嫌で仕方がない…剃らせるためにやったアピール
(ヒゲを生やしたい男性は多いけれど、嫌いな女子は多いので、聞き取りを行いました)

【7】男性脳と女性脳の違いを生かす

男性と女性って脳の構造が違いますよね。

例えば男性は図形が得意で地理を覚えやすいので、道が覚えられない女子にイラっとすることがあるようです。

逆に、女子は共感性が高いので、論理的な話を好む男性と違って、無駄なおしゃべりを好み、話の過程を重視します。

共感性が高いゆえに相手を察することも得意ですよね。

こうした脳の違いが、相手をイラつかせてしまったり、逆に自分がイライラしてしまう原因になることが多いようです。

だから、どういうところは異性ができなくても仕方がないことなのか、記事でわかるような構成にしたり、「こんなことでイラついた経験があるだろうな…」という見通しを立てて聞き取り調査を行うことも多いです。

【この発想で書いた記事例】
自分より収入が少ない彼氏と付き合う女子のリアルな本音
(仕事は男性にとって重要項目なので、収入が女子の方が高い場合の問題は予想がついていました。)
彼氏に「ちょっとしたおねだり」誰でもできる上手な方法
(ねだるなら論理的に……という持って行きかたの記事ですね。これもだいたい結果が予想できていました。)

他にも、2019年3月27日現在記事にあがっていない内容として、「男子が察せなかった内容」「男性の本能として仕方ないこと」などがあります。

【8】心理学テクニック

恋愛記事においては、心理学テクニックを利用した方法を紹介するのも方法の1つです。

例えば、よく言われているものに、「ミラーリング」「吊り橋効果」などがありますよね。

こういう心理学テクニックがある……ということを紹介した上で、どんなところで活用できるか提示すると、一つの記事として成り立ちます。

神崎は『fumumu』の面接の時に、「心理学テクニック」を用いた記事も書ける! ということは伝えたのですが、「自己啓発」に持って行きがちな人が多いので、そこは気をつけるように……と言われました。

どこまでを「恋愛テクニック」として、どこまでを「自己啓発」とするかは、メディアによっても個人によっても変わるので、そのバランスを分析していく必要がありますね。

だから、ネタが尽きるまではとりあえず書かなくてもいいかな……と思って、今のところ『fumumu』さんでは心理学テクニックを使った恋愛記事を作成していません。

大学で心理学を専攻していた方などは、試してみてはいかがでしょうか。



【9】シーズンもの

どのジャンルでも言えることですが、シーズンものは話題性があって検索にかかりやすい上、読み手の共感を得やすいです。

恋愛記事の場合は、今の時期は新生活が始まりますよね。

「新生活」を掘り下げることで、ネタがたくさん出てきます。

例えば、同棲がはじまる時期ですし、新しい出会いがある時期でもありますよね。

こういう時期に知っておきたいことを記事にすると、読んでくれる人が多くなります。

【この発想で書いた記事例】

同棲前に挨拶しないと損? 親の許可を得て良かったこと
大学生「インカレサークル」入るなら気をつけたい3つのポイント
(恋愛目的ではいる人が多いので取り上げていますが、ジャンルとしては「ライフスタイル」ですね。展開方法によっては、「恋愛」のジャンルにも入れられそうです)

まとめ

いかがでしたか?

ネタの出しかたがわかっていると、これ以降のネタ出しで困ることはなくなると思います。

ただし、相手から聞いた話を無断で掲載することは、人間関係を損なう原因になりますので、行わないように注意しましょう。

ガンガン行動するのが得意な人は、婚活などの場に行って体験談を書いても記事として面白いようなので、試してみても良いかもしれません。

最近では婚活も結構、人気のある話題になっていますよね。



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